紫外線カット率99.9%。その数値は、特に私の様な釣りをする女性の心に響きます。肌が紫外線を受けることによって日焼けするように、瞳も紫外線を受けることによって日焼けをしてしまいます。瞳が日焼けすると、目の疲れや充血、瞳から吸収された紫外線を脳が感知をして肌の日焼けを加速させます。さらにひどくなると、白内障の原因になってしまいます。そして、レンズの紫外線カット率はレンズの劣化と共に低下してしまうので、耐久性が低いレンズを使用していると短期間の間で数値が低下し、気付かないうちに瞳にダメージを受けてしまっているなんてことなってしまいます。だからこそ、耐久性が高く、レンズの最大限の性能を永く保つことができるRARTSは、私のソルトウォーターフィッシングを安心して、楽しめるものにするためのとても重要な存在となっています。
そして、大切なレンズをさらに強固に守ってくれているのがロータスコーティングです。海水には必ず「潮」が含まれています。レンズに海水が付着して、その海水が熱によって蒸発すると、必ず白く潮が残ります。その状態でレンズをクロスで拭いてしまうと、大切なレンズに傷が入ってしまう可能性があります。本来は1度、真水でレンズに付着した潮を洗い流してから、レンズをクロスで拭き上げれば良いのですが、釣りの現場では中々そうはいきません。しかし、ロータスコーティングを施したレンズであれば、海水や汚れが付着することそのものを防ぐことができるので、現場でレンズを拭くという作業をする必要が格段に減らすことができます。大切なRARTSを傷つけることなく、綺麗に保つためにはこのロータスコーティングは欠かせません。
レンズカラーは海水の色や直射日光、水面からの反射光の強さによって使い分ける感じにしています。海の色は?と聞かれたときにほとんどの方が「青」と答えると思います。海の青色は、太陽光に含まれる青色の光が海底で反射されることによって映し出されています。つまりは青色の反射光なので、ラグナブルーやマゼランブルーといった青色のレンズを通して見るととても綺麗に海面と海中を見ることができます。さらに、青色が強調されることで魚や海底や海底に沈む物といった青色以外の物の存在が確認しやすくなります。
国内外で船に乗って沖に出る場合は、直射日光と反射光がとても強くなるので透過率20%以上のレンズカラーを使用すると眩しいと感じることがどうしても増えてきます。そんなときにフォレストグリーンやロスカボスといった透過率が低いレンズカラーを使用して瞳を守りながら釣りに集中させてもらっています。