RARTSの強みとこだわり
偏光レンズは、高い温度や強い光にさらされた状態が長く続くと、偏光フィルム
の性能が低下してしまうという問題を抱えていました。特にフィッシングシー
ンにおいては長時間の過酷な環境下での使用が多いため、レンズの性能、寿命
が著しく奪われていました。 偏光性能はそのままに、耐久性を向上させるこ
とが偏光レンズを進化させるための課題でした。
RARTSは、偏光フィルムとレンズ基材を耐熱性・耐衝撃性に優れた素材から
厳選。さらにレンズ表面には、独自開発した熱に強いコート、水を弾き飛ば
すコートなど様々なシチュエーションに対応する高機能コーティングを施す
ことでロングライフ化を実現しました。
バスフィッシング
湖やダムの場合は、海と違って周りが山や森といったグリーンに囲まれていることが多くなり、そのグリーンが水面で反射することによって、水の色が海水にくらべて緑を帯びている。さらに、湖底の砂や泥が巻き上がると、土褐色が含まれた水の色となる。そのような状況下ではエクスプローラーやスプルースグリーンなどを選択したい。
渓流
水深が浅いことが多く、水の透明度は比較的高い。山々や木々に囲まれ、太陽光を遮るものが多いため、光量が少ないシーンでもストラクチャーを捉えやすい明るめのレンズカラーを選びたい。極端に光量が少ない場合は、足元の安全のためにも、偏光効率を抑えて視感透過率を高めたスティングレイ、トリードベンドが役に立つ。
海
特別な条件下を除くと、海水は太陽光のうち、赤・黄・緑の光をよく吸収し、青色光は吸収しにくく散乱するために青くなる。そこで、ラグナブル―やマゼランブル―といったブルー系カラーを使用し、海水のブルーを強調することで、砂地や魚、岩といったストラクチャーの存在がより浮き彫りになる。
届けたいのはやさしい光
RARTSの偏光フィルムは、ヨウ素系偏光フィルムよりも耐熱性、耐光性に優れる
染料系偏光フィルムを使用しています。反射光を防ぐ指標のひとつである偏光効率
は、ローライト用の2色を除き偏光効率99%。水面の乱反射を確実に抑える高性能
とタフなコンディションに耐える耐久性をあわせ持っています。
すべてにおいてプレミアムな素材から厳選
RARTSは耐熱性、耐衝撃性、染色性、加工性、偏光フィルムとの密着性に優れた光学材料である三井化学株式会社のMRTM材を使用し、従来の偏光レンズでは不可能とされていたナイロールフレームやツーポイントフレームにも対応が可能です。また、MR-174TM材を使用したRARTS74は総合光学メーカーだからこそ成しえた「世界初の屈折率1.74超薄型偏光レンズ」として、度付き偏光レンズの完成時の厚みを大幅に軽減しました。
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